「薬と健康の週間」に知っておきたい、お薬と薬局の5つのこと

編集・発信:みつこし薬局 大田中央店

10月17日から23日は「薬と健康の週間」です。お薬の正しい使い方や、薬剤師・薬局の役割を知っていただくための取り組みです。

「こんなこと、薬局で聞いてもいいのかな?」
普段の暮らしで感じる、お薬の小さな疑問からご相談いただけます。身近な場面とともに、5つご紹介します。

1.処方箋がないときも、お薬の相談ができます

お薬手帳と薬を見ながら相談するイメージ

たとえば、こんなときです。

  • かぜ薬を買いたいけれど、種類が多くて選べない
  • お薬を飲み始めてから眠気が気になる
  • 目薬を2種類もらったけれど、使い方をもう一度聞きたい

薬局では、市販薬の選び方や、処方されたお薬の使い方、飲み始めてから気になったことも相談できます。

お薬を受け取った後に疑問が出てきた場合も、遠慮なくお声がけください。お話を伺い、必要に応じて医療機関への相談をご案内します。

2.別の病院のお薬や、市販薬のことも教えてください

「内科でもらっている薬は、整形外科では伝えていなかった」
「いつもの薬に加えて、市販のかぜ薬を使いたい」
「サプリメントも飲んでいるけれど、薬とは別だと思っていた」

こうした情報も、飲み合わせや成分の重複を確認する手がかりになります。

お薬手帳と一緒に、市販薬やサプリメントの名前もお知らせください。名前がわからなければ、現物やパッケージ、商品名・成分が読める写真でも相談の助けになります。

毎日使うものだけでなく、頭痛のときだけ飲む薬なども教えてください。

3.お薬が余る、飲み忘れる。その困りごとも相談できます

薬袋と残ったお薬を確認するイメージ

たとえば、こんなことはありませんか。

  • 昼のお薬だけ飲み忘れて、手元に残っている
  • 次の受診日が近いのに、まだ何袋も余っている
  • 家族のお薬を準備しているけれど、朝と夕方の区別が難しい

余ったお薬があれば、袋やシートに入ったままお持ちいただくか、まずは薬局にご相談ください。種類や残っている量、飲みにくい理由を一緒に確認します。

必要に応じて処方医と相談し、処方量や管理方法の見直しにつなげます。飲み忘れを責めるための確認ではありません。普段の生活の中で、どこが難しいかを教えてください。

自己判断で量や回数を変えず、飲み忘れたときの対応もお尋ねください。

4.使い方だけでなく、保管場所も確認しましょう

お薬を子どもの手の届かない場所に保管するイメージ

「お薬は全部、冷蔵庫に入れたほうがよい?」
「前にもらった塗り薬が引き出しに残っているけれど、使える?」
「飲み忘れないよう食卓に置いているけれど、孫の手が届きそう」

保管についても、迷う場面があります。

適した保管方法や使える期間は、お薬によって異なります。袋や容器の表示を確認し、わからない場合は現物を薬局へお持ちください。以前のお薬を使いたいときも、今の症状に合うかを含めて確認しましょう。

子どもが誤って口にしないよう、手の届かない場所で管理することも大切です。

5.お薬手帳や電子処方箋を、安全な服薬に役立てましょう

「初めての病院で、いつもの薬の名前を聞かれて思い出せない」
そんなとき、お薬手帳が情報を伝える助けになります。受診時や薬局へ行く際にお持ちください。

市販薬やサプリメントも、商品名や使い始めた日をメモしておくと相談しやすくなります。スマートフォンのお薬手帳を使っている方は、受付でそのことをお知らせください。

また、病院で「電子処方箋にしますか?」と聞かれ、戸惑うことがあるかもしれません。電子処方箋は、お薬の情報を医療機関や薬局で共有し、重複や飲み合わせの確認に役立てる仕組みです。

みつこし薬局 大田中央店は電子処方箋に対応しています。受け取り方や必要なものがわからない場合も、お尋ねください。

小さな疑問も、いつもの薬局へ

相談するとき、上手に説明しようとしなくても大丈夫です。

「この袋の薬が余っている」「これを飲んでから気になることがある」。お薬やお薬手帳を見ながら、一緒に確認できます。

ご自宅でのお薬の管理が難しい場合には、薬剤師による在宅訪問についてもご相談いただけます。

お問い合わせ・ご相談
在宅医療・薬剤師訪問について


この記事は、厚生労働省の令和8年度「薬と健康の週間」の資料をもとに、当薬局が内容を選び、身近な相談例を加えて整理したものです。「5つのこと」は当薬局独自の構成で、相談例は特定の患者さんの事例ではありません。

出典:厚生労働省「令和8年度 薬と健康の週間」 / 実施要綱